今年も秋が深まってまいりました。
秋が終わればもう年末、年が明ければあれよあれよという間にあの時期がやってきます。
…そう所得税の確定申告です。
毎回この作業でお悩みの方が多いと思います。
しかし、「税理士の費用は正直高いし…頼むのはいいかな…」と思う方も多いはず。
そこで税理士に頼むと具体的にどうなるのか、計算をしてみました。
具体例
たとえば、簡易な帳簿を作成されていて、年間の売上1000万円、事業の利益が400万円のケース。
税理士の年間費用(月次顧問+決算料※)は弊所最低料金の30万円で計算してみましょう。
(年間利益400万円の場合) | 自分で申告 | 税理士に依頼 | 差額 |
---|---|---|---|
青色申告特別控除前の事業所得 | 4,000,000 | 4,000,000 | 0 |
青色申告特別控除 | 100,000 | 650,000 | -550,000 |
税理士年間費用(月次顧問+決算申告料金) | 0 | 300,000 | +300,000 |
事業所得 | 3,900,000 | 3,050,000 | -850,000 |
所得控除 | 1,000,000 | 1,000,000 | 0 |
課税所得 | 2,900,000 | 2,050,000 | -850,000 |
所得税×10% (課税所得195万円までは5%) |
192,500 | 107,500 | -85,000 |
住民税×10% | 290,000 | 205,000 | -85,000 |
事業税(特別控除前の事業所得-290万円)×5% | 55,000 | 40,000 | -15,000 |
税金合計 | 537,500 | 352,500 | -185,000 |
国民健康保険 所得割(事業所得-33万円)×約10% | 360,000 | 275,000 | -85,000 |
税金・健康保険合計 | 897,500 | 627,500 | -270,000 |
結論としては、この具体例の場合は税理士費用30万円支出が増えるが、税金等が27万円減って
※弊所は個人事業主の場合、年一回まとめて確定申告だけを行う業務は請け負っておりません。
月次顧問契約+決算・確定申告が基本契約となります。
ちなみに
さらに下記のようなことを踏まえて税理士に依頼するかどうか考えて頂ければと思います。
- 確定申告・会計を自分でする時間を仕事にまわせる。それでいくら稼げるか。
- 正しい会計処理・節税により経営の効率化ができる。
- 煩わしい計算から解放されることによるストレスの減少。
- 所得によって変動する支出(保育料など)が他にないか。
- 税務調査が行われる確率。
- 経営の相談相手がほしいかどうか。
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